寺尾紗穂による記念すべき通算10作目のオリジナル・アルバム『余白のメロディ』が完成。今再び、全ての人を歌の生まれる場所へと誘い出す、珠玉の作品集。本作は、とりわけ『楕円の夢』以降寺尾が探求してきた、正論や正義、漂白されていく社会から距離をとった『余白』と、そこにこそ息づく希望や夢といったテーマが、最も美しい形で結晶した、キャリア史上に輝く傑作だと断言できる。日々「変わりつづける世界」への疲弊と、無情にも「変わらない世界」への絶望。あなたやわたしを取り囲む孤独が氷のように固まってしまっても、寺尾の音楽は、人がこの世界にひとしく生まれ落ちた事実を希望として浮かび上がらせ、そのこわばりをゆっくりと溶かしていく。『余白のメロディ』は、不信に唆され、ついには歌うことのできなくなった人々を、今再び歌の生まれる場所へと誘い出す。 (C)RS
1 灰のうた
2 良い帰結(Good End)
3 確かなことはなにも
4 ニセアカシアの木の下で
5 期待などすてて
6 森の小径
7 光のたましい
8 僕の片割れ
9 歌の生まれる場所
10 Glory Hallelujah